
グレースケールが選んだ「AI×ブロックチェーン」3つの注目プロジェクト
ども、仮想通貨のとしくんやで。今回は2025年10月23日にグレースケール(Grayscale)のリサーチ責任者ザック・パンドル氏が取り上げた、AIインフラ×ブロックチェーンの3プロジェクトについて深掘りしていくで。対象はPEARL、DATA Network、USD.AIの3つや。「AI銘柄」って言葉だけが一人歩きしがちやけど、ちゃんと中身を見ていこうな。
グレースケールが注目したAI×暗号資産は「GPU演算(PEARL)」「学習データ(DATA Network)」「機器融資(USD.AI)」の3領域。PEARLは3ヶ月で580%上昇と報告されたが、これはCoingeckoデータ(10月22日時点)に基づく数値で、長期の価値は採用と競争力次第や。
そもそもAIとブロックチェーンはどこで交わるん?
AIの開発現場では、大きく3つの「お金とリソース」の問題があるんや。ひとつは計算資源(GPU)、ふたつ目は学習データ、みっつ目は設備を買うための資金。この3つは全部カネがかかる。せやからこそ、ブロックチェーンで透明性や資金調達の仕組みを作れへんか、という発想が出てくるわけやな。
ちょっと例えるなら、AI開発は「巨大な工場を建てる」ようなもんや。工場を動かす機械(GPU)が要る、材料(データ)が要る、そして工場を建てる資金(融資)が要る。ブロックチェーンは、この工場の「帳簿」と「出資者募集」と「支払い」を透明にできる技術ってわけや。
PEARL:GPUでAIを回しながらマイニング報酬も得る仕組み
PEARLは、GPUにAI処理をさせつつ、同時にプルーフ・オブ・ワーク(PoW)のブロックチェーンを支える設計のプロジェクトや。GPUってのは並列計算が得意なチップで、AIの学習にもマイニングにも使えるんやな。
運営者はAIサービスの対価を受け取りながら、ブロックチェーンの報酬も得られる可能性がある。つまり「一つの機械で二毛作」を狙う発想やね。グレースケールの分析では、PEARLが3ヶ月で580%上昇したと報告されてる(Coingeckoデータ、10月22日時点)。
ただしパンドル氏も「長期的な関連性は採用と競争力のある経済性にかかっている」と釘を刺してる。580%という数字は過去の実績であって、未来の保証やない。ここはめっちゃ大事なところやで。
DATA Network:人間が提供したデータを正しくライセンスする仕組み
AIモデルは「学習データ」を食べて育つ。写真、動画、音声録音──こうした人間が提供した素材がAI開発の基礎になるんやけど、これまで提供者への還元はあいまいやったんよな。
DATA Networkは、データの収集・ライセンス・追跡のツールを作ってる。このインフラを使ったアプリは、データセットをAIラボにライセンスしつつ、情報を提供した個人に報酬を還元できる仕組みや。
さらに2025年10月12日には、プロトコルをSuiブロックチェーンへ移行し、分散型ファイルストレージのWalrusをデフォルトのストレージ層に使う計画を発表してるで。
USD.AI:GPUそのものを担保にした融資とDeFiの関係
AI用の計算設備はめちゃ高い。そこでUSD.AIは、GPUとその生み出すキャッシュフローを担保にした融資を行うブロックチェーン上のレンディングプラットフォームや。
同社のGPUファイナンス条件によると、導入コストの最大80%までを資金提供可能(与信審査と適格性が前提)。借り手は最低20%を自己負担し、元本を3〜5年で返済する形や。
集めた資金をプールして融資に回し、参加者にリターンを生む可能性もある。ただし当然、借り手のデフォルト・担保価値の下落・ソフトウェア障害のリスクはつきまとう。DeFiレンディングはブロックチェーンで金融取引を管理する仕組みやけど、リスクが消えるわけやないで。
機関投資家の動きも出てきてる。暗号資産取引所Bullish(NYSE: BLSH)は2025年8月、USD.AI向けに1億ドルのクレジットファシリティを発表した。ステーブルコイン資本と物理的なAI設備をつなぐ動きやね。
| プロジェクト | 担う領域 | 収益源の例 | 主なリスク |
|---|---|---|---|
| PEARL | GPU演算 | AI処理対価+PoW報酬 | 価格急騰後の反落、競争激化 |
| DATA Network | 学習データ | データセットのライセンス料 | 採用拡大の不確実性、規制 |
| USD.AI | 機器融資 | 融資の利息 | デフォルト、担保価値下落 |
大型資金の流れとハードウェア融資の広がり
この流れはUSD.AIだけやない。Vertical DataとAlpha Compute Corp.(Nasdaq: ALP、当時はAlphaton Capital)は2025年4月、4300万ドルのハードウェア・融資契約を結んだ。NvidiaのB300(AIワークロード向けチップ)を使ったインフラと、プライバシー保護計算の運用サービスが対象や。
さらにNvidia(Nasdaq: NVDA)は2025年8月10日、6つの金融機関との提携で長期的に5000億ドル超をAIインフラ向けに投じる構想を発表してる(最終合意が前提)。融資判断は顧客需要・キャッシュフロー・稼働率・設備の残存価値を見て各機関が行う形や。
グレースケール自身も、金融アドバイザー向けに4つのモデルポートフォリオを立ち上げ、上場投資商品(ETP)を通じた分散的な暗号資産エクスポージャーを提供し始めてる。個人だけやなく、プロ向けの商品設計が進んでるってことやね。
投資判断に役立つチェック手順
じゃあ、ワイら個人投資家はどう動くべきか。手順にまとめたで。
チャートは嘘をつかへん。でもワイらは嘘をつくやろ?せやから疑ってかかれや──これ、ワイの口癖やけど、AI銘柄には特に当てはまる言葉やと思うで。
よくある質問
PEARLは今から買ってもいいですか?
DATA Networkのデータ提供で稼げますか?
USD.AIの融資は安全ですか?
グレースケールのモデルポートフォリオは個人でも使える?
まとめ:AI×暗号資産は「供給チェーン」で見ろ
今回のグレースケールの分析は、AIブームを「銘柄探し」ではなく供給チェーン全体で捉えてる点が勉強になるわ。演算(PEARL)、データ(DATA Network)、資金(USD.AI)。それぞれ収益源もリスクも違う。
そして忘れたらあかんのが、パンドル氏の「長期的な関連性は採用と競争力のある経済性にかかっている」という一言や。AIという言葉に飛びつく前に、誰がいくら払って、そのお金はどこに流れるのか。そこを冷静に見ていくのが、生き残る投資家の条件やと思うで。
参考情報: news.bitcoin.com